どうも、サイト管理人兼広報部長Tです
ブログ管理や一眼レフによるや写真などを任されていますが、実は編み物に関しては「あ」の字も知りません
今後も編み物をする予定はありませんが、それでは知識がつきませんよね
でも興味がないことには筆も進まないし、どうしようかなと思っていたところ、世界の編み物の柄について調べて少しでも知識をつけようかなとふと思い立ちました
とはいっても、唐草模様や雷文といった和柄以外でスッと出てくるのは・・・、え~アーガイル、ギンガムチェック、タータンチェック、ペイズリーぐらいですかね
これだけでは少ないのでグーグル先生に助けてもらいながら10個ぐらいは調べたいと思います
アーガイル柄

スコットランド発祥といわれている有名な柄。どうやらスコットランドにアーガイルという地名があり、そこから来ているようです
ひし形とそれを囲うようなラインで連続的に連なった柄をしており、3・4色ぐらいで構成されていることが多いですね
セーターや靴下の柄として用いられることが多く、パンツのアーガイル柄はあるかもしれませんがセンスが問われそうです
私も緑・薄緑・白の3色のセーターを持っています。
ギンガムチェック柄

諸説あるようですが、有力なのがマレー語で格子柄という説、もしくはフランスのギンガン地方からきたという説があります
なのにイギリスのマンチェスターで18世紀中頃に織られたのが最初といわれており、正確にはよくわかりませんでした
基本的には単なる縦横の格子柄なのですが、アーガイルと同じように規則正しい濃淡をつけることによってさわやかな印象をあたえる柄で人気があります
秋冬ものというより春夏ものに使用されることが多いですね
とくにスカートやシャツなどに使用され、テーブルクロスなどにもみられます
ただあまり細かいと乱視の私は目がチカチカする(わかります?)ため、自分はもちろん家族にもこの柄は遠慮してもらっています
タータンチェック柄

発祥はアーガイルと同じくスコットランド
スコットランドの民族衣装として赤をベースとしたタータンチェック柄が有名ですね
あとは言わずと知れた、茶色をベースにしつつ赤の細いラインが特徴的な、通称「バーバリー」柄
私が学生のころ、同級生の女の子がこぞってバーバリー柄のマフラーをしていたのが思い出されます
ただこのタータンチェック柄は本家のスコットランドでは由緒正しき柄であり、日本でいうところの家紋の様な意味を持っていたようです
つまり氏族によって様々な柄があり、代々子孫に受け継がれ、柄を見ればどこの出身かがわかるというわけです
これは知りませんでした
ちなみにグレーをベースとしたマフラーを私も愛用させてもらってます
ペイズリー柄

もともとは当時イギリスの植民地であったインドのカシミール地方発祥とされ、イギリスのペイズリーで作られるようになったためといわれています
その後フランス貴族の間で人気となり、柄が洗練され今の地位を築いたということです
今でこそペイズリー柄のネクタイを所有していますが、私は大人になるまでこの柄は知らなかったです
若いときは模様がなんとなく宗教的で身につけるには勇気のいる柄でした
それもそのはず、ペイズリー柄は古代メソポタミアの生命の木をモチーフにしており、自然を愛するカシミール人がデザインに取り入れたのが始まりだそうです
なんとなく宗教的な印象だったのは、中らずと雖も遠からずだったようです
ノルディック柄

ノルウェーなど北欧をルーツとする、トナカイや雪の結晶をモチーフにしたいかにも北国っぽい柄が特徴
といことで日本でも手袋をはじめとしたほぼ冬物にデザインされていますね
逆に言うと、ノルウェー柄をみると自然に暖かそうな印象を受けますので、それはそれで商品としては成功しているのと思われます
自分としては幾何学模様系であれば何とか着てもいいですが、トナカイやツリー系の模様はおじさんにはもうきついです
グーグル先生に聞くと「ノルディック柄 ダサい」が出てくるのですがなんででしょうね?
ノルディック柄にすると他のコーディネートが難しくて、ダサくなってしまうのでしょうか
チロリアン

名前の通りイタリア北部からオーストリア西部の辺りのチロル地方から来ているようです
もともとはタータンチェックと同じく民族衣装由来ですが、現在ではチロリアンテープのことを指すことも多いそう
決して福岡市のミルクとバターをたっぷりと使用した棒状のお菓子のことではありません
さて、さらっと言ったチロリアンテープって何でしょう?
画像を調べて、東急ハンズなどで売っているおしゃれなテープと理解しました
チロリアン柄は生地として服全体に使用すると、どうしても情報量が多くごちゃごちゃした印象がします
そのため、テープ状にして模様を組み合わせて使う、縁取りとして使うなど工夫がみられます
とにかく使い方でセンスが問われそうな柄といった印象です
ダマスク

シリアのダマスカスから広まったといわれる花や植物をモチーフとしつつ、連続的な幾何学模様が基本的な柄となります
色は原色系ではなく、グレーやモノトーンをベースとしてたシックな色調で、落ち着いた印象をあたえます
そのため高級な家具や壁紙、絨毯などに多く使われています
服に使用するのであれば、あまりこのダマスク柄を主張させず、よく見ると柄がわかるくらいのさりげない使い方が良いようです
フォーマルでかためのコーデだと重く感じてしまうので、例えばダマスク柄のロングスカートに、上はラフなニットなどでカジュアルに着こなすのが肝だそうです
まぁ私に言われなくてもわかっていますよね
モザイク

発祥は紀元前までさかのぼるといわれるほど古くから存在し、古くは貝殻や小石、木片などが使われ、その後ガラスや陶磁器も使われるようになりました
古くから存在する技法のため宗教的な建物に使用されることも多く、ヴェネチアの寺院や中東のモスクなどにも広くみられます
建物に使用するとなると大きさもけた違いですから、気が遠くなるような作業があったと想像されます
よく言われることですがこの作業自体が宗教心を試されていたのかもしれませんね
岐阜県多治見にはモザイクアートミュージアムなるものがあります
こちらはタイルと名を売っている通り、タイルに特化したモザイクアートが中心に、歴史を学んだり実際にタイルを貼ったりすることができる体験型ミュージアムとなっております
ボタニカル

花柄の一種とも考えられますが木の実や葉、茎などもモチーフに使用し、花柄よりも落ち着いた大人な感じを演出します
直訳すれば「植物」
そのためどこが発祥ということはなく、世界各地で植物を用いた模様が愛され洗練されてきました
日本でいえば唐草模様がそれにあたります
白地に原色系を使用したボタニカル柄は気軽にリゾート気分を味わえ、爽やかな夏らしいコーディネートになります
ただ、メンズが普段着にボタニカル柄を取り入れると、一気にパリピっぽく感じられてしまうのは私だけではないはず
ハワイアン

別名アロハシャツですね
調べているとなんと、明治時代に移民した日本人がアロハシャツ誕生にかかわっているかもしれない、という説もあるとのこと
あくまで説なので全く関係ないかもしれませんが、どちらにしろ比較的新しい柄であると言えそうです
大きいくくりでいえばハワイアンも前述のボタニカルの一種といえるでしょう
但し、モチーフにヤシの木やハイビスカス、パイナップルなど南国特有の植物を中心にしていることでしょうか
夏のバーベキューを盛り上げる定番アイテムとしても重宝されています
私たち夫婦もご多分に漏れず新婚旅行はハワイにしましたが、アロハ柄は何点か買った記憶があります
ボタニカル柄と違ってお遊び感が強くて、リゾートで着るならこちらのほうが個人的には好みです
まとめ

なんとか10種類調べてみましたが、名前は知らなくても柄としては知っているものばかりでした
そのほとんどが服や絨毯、建築物などに使われ、現代の日本にも定着しているのがわかります
編み物として編み図に取り入れるのはむずかしいものも多いと思いますが、何かの参考になれば幸いです
気が向けば第2弾を企画するかもしれません
以上、広報部長Tでした