こんにちは。編み物講師のAmabireine~アマビレーヌ~です。
今回は今までにも何度かご紹介してきた手編み手縫いバッグブランドBEYOND THE REEF(ビヨンドザリーフ)から出版された編み物本に掲載されているバッグ・小物をいくつか編んでみての感想やその使用感をお伝えしようと思います
思いのほか長くなりましたので2部形式になります。これから編んでみようかなという方にもおススメですよ!
発売済の本は2冊(2022年2月現在)
BEYOND THE REEFさん、今まで2冊の編み物本を出版されています
2020年初夏発行の『ビヨンドザリーフのバッグスタイル』
2021年初夏発行の『ビヨンドザリーフと編むバッグ』

私、どちらも販売されてすぐに購入しました。2冊目の本は予約して。毎年夏には発行されているので、2022年も新刊が出ないかなと楽しみにしているところではありますが
そんなビヨンドの本、1冊目の方には16作品、2冊目の方には24作品の作り方が掲載されているのですが、私は今までに9作品(1冊目5作品・2冊目4作品)編みました
どれもビヨンドらしさが前面に出ていて、何ともオシャレなバッグ・小物がたくさん載っています。今までの手編みバッグとは一線を画するようなオシャレさだと私は思っています
ですから編む前も、もちろん編んでいる最中もワクワクすることこの上ないです。そして使っている時も何となく心が浮き立つような作品。ビヨンドのキャッチコピー【編むたのしみ、持つよろこび】そのままの作品なのです
そんな作品がたくさんなのですが、その中でも今までに心が沸き立って編んだ作品を紹介します!
『ビヨンドザリーフのバッグスタイル』
隆子さんのブランケット

バッグがたくさんある中で、編地のステキさに心を撃ち抜かれて編んだ作品です
編み物を習うまではその編み方を知らなかったので、この模様がかぎ針で編めるのだと大変驚いたものです
本ではコットン糸を使われていますが、私は手元にあったアクリルのふわふわ毛糸で編みました。大判サイズなので、とても使い勝手がよく温かいので重宝しています

本の記載通りコットン糸で編めばオールシーズン使えるブランケットになりますよ
クラッチバッグ

1冊目の本の中で一番に編みたかった作品です
もともとはビヨンドのライセンス作品(ビヨンドのHPからキットを購入して作る作品)だったのですが、本の出版に合わせて編み方を公開してくださった作品になります
これもビヨンドお得意の異素材使用がとてもステキです。持ち手のリボンがヘンプシリーズを彷彿とさせます。また使用されている糸も極太でザクザク編めてしまうところがよかったです

バッグの容量もかなりたくさん入る方だと思います。私は内袋と底板をつけましたので、手編みバッグにありがちな変形もなくとても重宝できるバッグになりました
ただ腕にひっかけて使うことができないので、金具を付けかえてチェーンで肩掛けにできれば最強バッグになるのではと考えています
バロン

これも編地でパッと目を引くようなバッグです
本に掲載されているのはナチュラルベージュなのですが、私は廃番になってしまった鮮やかな黄色の糸で編みました
ですから見た目はまるでとうもろこし。名付けてとうもろこしバッグです
この人目をひく編地、キレイに編もうと思うとテクニックが必要です。でも編んでいる時は模様が出てくるのが楽しくなって、あっという間に編み上げることができました


そしてこのバッグもかなり物が入ります。お財布・携帯・キーケース・免許証入れなど必要最低限の物を入れてもペットボトルまで入ってしまいます
夏場、かなりヘビーユースしました。そして知り合いの方にステキなバッグですねと褒めていただけたのがとても嬉しかった、印象深いバッグです
ピーノ

こちらのバッグはワークショップ開催に向けて編んだ作品です。編み物初心者の方にも気軽にトライできる作品だと思います
ただ!細編みキレイに編むにはこちらもテクニックが必要です。ぜひぜひBEYONDのYoutube を参考にしていただければいいなと思います
このバッグ、何がかわいいって・・・。色使いと巾着部分のひもだと私は思っています


私は肩掛けにはせず、巾着のようにして使っているのですが、ひもをちょうちょう結びするとなんともかわいい巾着になりますよ
色遣いを変えてみたり、サイズを変えて編んだりしてみるのも楽しい作品だと思います。
エテュイ

こちらもワークショップ開催に向けて編んだ携帯ケースです
この作品、かなりの人気でビヨンドの公式ページでもキットを購入していただくことができます
キットにはビヨンドオフィシャルのコンチョ(飾りボタン)が付いていますので、これもまたオシャレだなと思います

編み方自体はそれほど難しいものではないと思いますが、きちんとサイズ感を見つつ編むのがポイントになります
この編地は他のビヨンド作品にも多数取り入れられているので、大きな作品を編む前にとりかかられるとスムーズに編めるのではないでしょうか
1冊目の本で編んだものだけでも、紹介が長くなってしましました
2冊目の本で編んだ作品はまた次の機会に紹介させていただきたいと思います

じゅんこ